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エンジニアへの第一歩!新入社員研修を大公開!
私がお話します!
2024年度新入社員 Fさん
埼玉出身。地元のことはいくらでも語れます!最近の趣味は散歩で、電車を使わず歩きで移動することもしばしば。
大学時代は工学部に所属し、ネットワークロボティクスの研究に取り組みました。
IT業界を志望した理由は、社会の至る所でIT技術が必要とされる現状から、その高い需要に魅力を感じたからです。また、技術に直接触れて学びたいという思いもありました。
こんな方に読んでほしい!
・具体的な研修カリキュラムや進め方を知りたい方
・新入社員の1日の流れを知りたい方
この記事では、研修の概要と私たち新入社員の1日のスケジュールについてご紹介します。
記事を読んだ方が、研修のイメージを持ち、コンピュータマネジメントで成長する自分をイメージできると嬉しいです。
1.自立した技術者への道:3ヶ月間の研修を通じて身につけたスキルと知識
当社の新入社員研修は4月から12月までの9ヵ月間実施され、「ITの基礎的な知識、システム構築に関する基礎的なスキルを習得し、自立した技術者になる」ことを目標にしています。
9か月間の研修はとても長いですが、4月~6月は集合研修、7月~12月はOJTの期間とメリハリのついた構成です。
今回は、「集合研修」にフォーカスを当ててお話していきます。
集合研修には大きく分けて3つの分野があり、それぞれ①技術研修、②ヒューマンスキル研修、③プロジェクト型研修となっています。
【技術研修】ITスキルの基礎を徹底習得
技術研修では、システム開発に関する知識・技術を学びます。
■インプット(4~5月)
学んだ主な単元は、以下の通りです。
Java:プログラミング言語
アルゴリズム:課題解決の手法
SQL:データベース管理のための言語
HTML/CSS:Webページ作成ための言語
サーブレット&JSP:Webアプリ実装のための技術
インプットは、初心者向けの書籍や動画を用いて各自で学習を進める形でした。これは、7月からの実務に備え、自分で進める力を身につけるための施策だったそうです。
私自身、自分のペースで進めることができ、分からないことがあれば講師や同期に質問できる環境だったので、取り組みやすかったです。中には苦戦している同期もいましたが、その分人と協力しながら真剣に学習を進めていました。
■アウトプット(6月)
6月は、これまで学んだ知識をもとに実際にシステムを改修する課題に取り組みました。
本や動画に従って進めるインプットと違い、システム改修は1から自分の頭で考えなければなりません。また、それぞれ書くソースコードが違うため、絶対的な正解がない中での課題でもありました。
難しさはありましたが、試行錯誤を繰り返しながら課題に取り組み、無事達成することができた時は嬉しかったです!
このように様々なことを学びましたが、私が印象的だったのはJava学習です。研修におけるJava学習は、ソースコードの読み書きだけでなく、「JavaSilver」という資格を取得することもカリキュラムに含まれていました。
私は大学でプログラミングの経験がありましたが、Javaは基礎しか理解しておらず、当初は非常に苦労しました。ですが研修を通して、以前より深くJavaの文法やプログラムの動きを理解し、力をつけることができました。(資格にも合格しました!)
【ヒューマンスキル研修】ビジネス力を高める
ヒューマンスキル研修は、主に外部の研修会社に出向いて学びました。
学んだ単元は以下の通りです。
- ビジネススキル基礎
- ロジカルシンキング
- ビジネス文書の基礎
- プロジェクトマネジメント基礎
- プレゼンテーション基礎
研修は丸1日かけてインプットとアウトプットをおこないます。中には2~3日かけておこなう研修もあり、みっちり教え込んでいただきました。
私が特に印象に残っているのは、ロジカルシンキング研修で教わったフレームワークです。中でも、「ロジックツリー」というフレームワークは、様々な場面で活用できました。これは、大きな問題を小さく切り分けて整理する方法というものです。
研修でも実務でも、情報を整理する機会は非常に多いです。そういったとき、闇雲に考えるのではなく、フレームワークを通して整理しながら考える力を身につけられたのはよかったと感じています。
【プロジェクト型研修】主体性を養う実践訓練
この研修はコンピュータマネジメント独自のものです。「答えのない課題に取り組む中で主体性を養う」ことを目的としたもので、私たちは入社直後からこの研修に取り組みました。
新人は2つのグループに分かれ、それぞれ「採用強化」と「新人即戦力化」というミッションを任されました。
■採用強化プロジェクト
学生さんに当社へ興味を持っていただくことを目的に活動しました。
例えば、面接に合格された方に新人研修や社内の様子をお見せする「新人研修見学」は、多い時期は毎日開催しました。いま私が書いているこの記事も、皆さんにもっと当社のことを知ってもらうために書いています。
■新人即戦力化プロジェクト
新入社員が現場に必要とされる人材になるためにどのようなアプローチが必要であるかを考え、活動しました。
例えば、先輩社員に新入社員を知ってもらえるよう、自己紹介スピーチや成果発表会を企画・運営しました。自分たちのスキルはもちろん、趣味や好きなものをお話しすることで、あとから先輩社員の方に話しかけていただく機会もありました。
学校の課題のように答えがあるわけではなく、また学生さんや先輩社員など多くの方が関わることに、緊張感や難しさを感じることもありました。ですが、明確な答えがない状況で多くの人を巻き込みながら目的達成を目指すというのは、実務に近いものだったと感じます。研修時点で実務に近い仕事に携わることができてよかったです。
2.新入社員のリアルな1日!研修と日常の過ごし方
充実の午前業務:新入社員のスタートダッシュ!
午前の業務は9:00~12:00です。
基本的な業務としては以下は以下の通りです。
- 日報(1日の目標)の登録
- メールや連絡事項の確認
- 技術研修
- プロジェクトの会議や業務
技術研修は進捗が早い人が遅れている人に教えることで互いに理解を深めながら学習しています。また、プロジェクトやグループワークなど、同期と話す機会が多く、同期間で雑談や相談を気軽にできる関係を築けています。
リフレッシュタイム!お昼休みの過ごし方
お昼休みは12:00~13:00です。
お昼休みでは、お弁当やカップ麺、お菓子を研修室で食べたり、近くの公園で食べたり、談笑したり、様々です。(中には公園で懸垂をしている新入社員もいます。)
私は週2で同期と3人で近くの蕎麦屋や定食屋、ケーキ屋などに行って午後のエネルギーをチャージしています!
集中の午後:効率的な業務遂行の工夫
午後の業務は13:00~18:00です。午後は午前の続きをしていきます。
お昼にしっかり休んだ分、午前中に悩んでいた問題があっさり解決する!という同期もいました。
また午後は長いので、様々な方法で気分転換し、集中力を保っていました。
私の話をすると、研修室ではなく先輩社員のいる執務室で学習した期間がありました。研修室だとつい同期と喋ってしまいますが、先輩社員の方に交じって作業することで、とても集中して課題に取り組めました。ほかにも、会社のポットを使って温かい飲み物を飲んだり、個人ワークスペースにこもって学習する同期もいました。
そして、最後に振り返りや進捗を日報にまとめて、1日の業務は終了となります。
新入社員のリアルな日常:仕事とプライベートの両立術
最後に、新入社員の1日の流れを紹介します。
社内見学に来てくださった学生さんから、「1日の流れを教えてほしい」とご質問いただくことが多いため、この機会に同期にインタビューしました。
インタビュー結果を表にまとめましたので、ご覧ください!
図にしてみると、ライフスタイルの違いが明確になりますね。
Aさんは、1人暮らしですが3人の中で最も家事の時間が短いです。どうやって短時間で家事を済ませるのか聞いてみると、お弁当の作り置きなどは土日にまとめてやっておくとのことでした。
Bさんは、ほか2人に比べかなり通勤時間が短いです。これは、元々Bさんがコンピュータマネジメントの近くに住んでいたのではなく、通勤時間を短縮するため、入社をきっかけに会社の近くに引っ越したそうです。
Cは私のスケジュールで、3人の中で最も通勤時間が長いです。研修期間中、私はこの時間を活用して資格勉強に取り組みました。家に帰ると疲れて勉強できませんでしたが、この通勤時間を活かし、私は研修期間中に2つの資格を取得することができました。
3人とも自由時間がありますが、この時間はそれぞれ筋トレやゲームなど趣味に没頭してリフレッシュしているとのことでした!
このように、ライフスタイルも時間の使い方も人それぞれです。皆さんの参考になりそうなスタイルはありましたか?
3.支え合いながら突き進んだ新入社員の成長物語
当初は私も、同期と仲良くなれないのではないか、研修や仕事についていけないのではないかという不安を抱えながら、この会社に足を踏み入れました。実際、当社の研修は学校のように足並み揃えて進むのではなく、自分の力で進めていくことが多く、不安に感じている同期もいました。
しかし、毎日出社して研修に取り組む中で同期と仲を深めることができ、教え合ったり、支え合うことができました。また、先輩が気さくに話しかけてくださったり、悩みを聞いてくださったり楽しく過ごすことができています。
皆さんもきっと、様々な不安を抱えているかと思いますが、同期や先輩と協力すれば少しずつ前に進めると思います。皆さんが当社へ入社し、新しい仲間と共に成長し、楽しく働ける日を楽しみにしています!
上記は、2024年度新入社員研修の内容です。当社では「自立した技術者になる」という目標に向け、毎年研修内容をブラッシュアップしております。つきましては、皆さんが参加される新入社員研修の内容が本記事と一部異なる可能性がございます。ご了承ください。
なお、研修に関わらず不安なこと・気になることなどありましたら、採用担当(saiyo@cm-net.co.jp)までお問い合わせください。