情シス内製化サポート 事例紹介
Client
半導体商社 様
「ひとり情シス」から「組織情シス」への変革を支援
課題・背景
・大手グループ会社が分社化し、情シス担当者様が1名体制となりながらも、「複数システムの保守」「基幹システムのリプレイス」「新システムの導入」「サブシステムの開発」「全国支社の問い合わせ対応」「情シス要員の育成」など、業務領域は拡大の一途をたどっていました。
・EOL対応をはじめとする基幹システムの再構築プロジェクトが社内で進行しており、人員不足の解消や事業継続性向上の観点から、「ひとり情シス」→「組織」への変革を経営層より強く求められていました。
ご要望
・既存業務の肥大化や、基幹システム再構築プロジェクトの進行に伴い、「ひとり情シス」から「組織情シス」への変革が求められる中、お客様から次のような問題を解消したいというご要望を頂きました。
- 自社で利用している社内システムの種類・構成・連携状況などをドキュメント化し、全体像を明らかにしたい。
- 現・情シス担当以外の社員でも作業可能な体制を整えることで業務の属人化を防ぎ、事業継続性を向上させたい。
- 現在進行中、あるいは今後控えている基幹システムの再構築プロジェクトに向けて、人員不足の懸念を解消したい。
ご支援内容(期間:約6ヶ月)
既存システム、および情シス業務の棚卸を実施。属人化していた作業の「見える化」や「ドキュメント化」を通じ、事業継続力の強化を図りました。
- 全体資料の作成
最初に、社内システム・ツールの全体像を明らかにするため、お客様より既存システムの概要・構成・利用目的や、各システムの連携状況などを詳細にヒアリングし、全体資料(「システム一覧」「システム鳥瞰図」「システム関連図」)としてまとめました。
- 個別資料の作成
全体像を把握した後、今度は各システム・ツールの重要度・利用頻度や、情シス担当者様が日々行っている作業内容などを詳細にヒアリングし、優先度付けを行ったうえで、運用・保守にあたり必要となる資料をシステムごとに個別で作成しました。
- 既存業務の標準化
現状、情シス担当者様1名で行っている作業内容(日次・週次・月次・非定例)を一覧化し、重要度・作業頻度・難易度の観点から優先度付けを行ったうえで、今後他の社員でもスムーズに作業が実施できるよう、必要なドキュメントを作成しました。
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